家事と子育ての両立は、永遠のテーマですよね。
管理がいきとどいた綺麗な家で、穏やかに子育てというのに憧れますが、現実は日々戦争です。
日々戦争なのは、変わらないですが、少しの工夫で楽になることがあるかもしれません。
ぽんず
家事と子育てを両立する方法
家事をするだけでも結構な重労働なのに、それに加えて可愛い我が子の育児となると本当に目が回るほど忙しくなっちゃいますよね。
効率よく育児も家事もこなすって難しいものですが、私はこんな感じで両立しています!
保育園を利用して働く
「家事と子育てで忙しくって、働くどころじゃない!」
と思う方もいるかもしれません。
あと、3歳までは親といた方が良いという3歳神話が根強くありますが、私は信じていません。
実際、保育園に行っている子供の方が、IQが高いという研究結果も出ています。
子供と一緒にいることが心底楽しいと思える場合は、良いですが、家事大変だし、育児ストレスだと、悩んでいるなら働く事をオススメします。
なぜなら、家事と育児の両立には、ストレスが大敵だからです。
ストレスは、バカにできなくて、過剰にストレスを感じると思考が停止状態になって効率よく物事をこなす事が出来なくなります。
一方、働く事で得られる事は大きいです。
子持ちの同僚と話し、「育児大変だよね」「部屋なんて片付けても、すぐ散らかるよね」と共感してもらうだけでも、自分だけではないと落ち着くことが出来ます。
保育園の先生からは、園での子供の様子を聞くと家では我儘ばかりだけど、ちゃんと成長していると感じることもでき、「うちの子は…」と変に落ち込まず、客観視する事ができます。
なにより、トイレトレーニングや、食事など育児プロの先生が一緒に考えてくれるので、本当に心強いです。
私にとって働くということより、育児プロ集団の保育園に子供を預けるということは、最大の育児手抜きだと思っています。
一緒に家事をする
私の子供は、両方男の子ですが、上の子にはお手伝いを頼みます。
クオリティーは、めちゃめちゃ低いですが、「家事はみんなでするもの」という意識を植え付けようとしています。
子供は、お母さんの真似をするのが、もともと大好きです。
食器などを運ぶ、脱いだ靴下は洗濯機に入れるなど小さいことからお願いすると意外に進んでしてくれます。
お手伝いをしてもらうには、こちらが環境を整えることも必要です。
私の家では、食器はほとんどプラスチックで落としても割れないようにしています。
子供のタンスは自分で靴下などをとって来られるように、目の届くリビングの低い位置に置いています。
旦那に理解を求める
一番の関門であり、一番の改善策です。
私は、復職が確定していたので、なんとか家事分担をと思っていました。
しかし、最初は喧嘩になりました。
喧嘩というか、わかってもらえない、ということに私が一方的に怒っていたという感じです。
「大変だから、家事手伝って!」と伝えても、旦那には「何をどれだけ手伝えばいいのか」「どうして手伝わないといけないのか」腑に落ちないという感じでした。
また、私の話を聞く態度から「復職前に不安が爆発しているだけだろう、適当に聞いたふりをしていたら事が治まる」と思っていることは、バレバレでした。
そこで、私はどうやったら旦那に話を聞いてもらえるか、冷静に話し合えるか考えました。
グーグルで検索しまくった結果、見つけたのは「男の人には理論的に話すべき」「共感は求めないで簡潔に」という結論にいたりました。
要するに、会社でするようなプレゼンの要領で話せばいいのだと思いました。
私は、家事の業務一覧を作り、1日の平日のスケジュールを表にしました。
事前にどの順番で話すかも考えました。
そして、旦那に「15分時間下さい」とお願いし、テレビを消して、飲み物を用意して家族会議をしました。
そして、話し合いの結果、旦那は「洗濯を干すこと」(今は私担当です)「夕食後の食器洗い」を受け持つ事になりました。
しかも、その配分は旦那が決めました。業務一覧とスケジュールを見ながら、旦那は言いました。
「え、仕事帰ってから、これ全部するの無理じゃない?」
私は、「だから、初めからそう言っている」と思ったのですが、思った以上に旦那に伝わっていなかったという事がわかりました。
旦那が協力的でないと悩む方も多いですが、実は、もともと男性は共感という感覚が弱いので、女性特有の「大変そうなのは、見ていたらわかる」だとか「大変そうなら手伝わないとばつが悪い」という感覚自体あまり伝わらないそうです。
解決したい課題があって、状況と改善策の提案を理論的に話す方が、実は興味をそそられるのです。
理論的に考える事は、男性の方が長けている事が多いので、もしかしたら思わぬ改善策が棚ぼた的に現れるかもしれません。
その考えを「やったこともないくせに」と否定せず、「おお!そんな考えもあったか一緒に実践しようよ!」と、うまく言って巻き込んでしまえばこっちのもんです!
完璧を求めない
子供や旦那に仕事を任せたら、出来るだけ口を出さないようにしましょう。
「自分でやった方が早いし綺麗」と思っても「育てるもの仕事のうちだ」と新人アルバイトを育てるがごとく優しく見守りましょう。
両立するにも、すべて自分でするには限界があります。
また、今は出来ても何十年も続けなければなりません。それを頭の片隅に置いて下さい。
そして、自分にも完璧を求めてはダメです。
完璧を求めると出来ない事にイライラします。
それよりも、今日はおいしいご飯作れた幸せと思うように、自分にも相手にも出来た事に焦点を当てる方が家事も育児も円滑に進みます。
30分かけて100点よりも15分で70点ぐらいを目指す方が気持ちも楽ですし、効率が良いです。
余談ですが、「手伝ってもらったらありがとうを言おう」と雑誌などでもよく見ますが、私は本当に気が向いた時にしか言いません。
だって、洗濯も料理も私だけのためではないです。
そして何より、私たち主婦は毎日いわれませんよね?
洗濯ありがとう、料理作ってくれてありがとう、いちいち言ってたらきりがないです。
ありがとうと言われるから手伝うではなく、家事を分担する事が当たり前というふうになって欲しいですし、ありがとうを言うたびにモヤモヤするので私は言うのを止めました。
家事と子育て・・効率よく手抜きするには
家事にしても子育てにしても1日に使える時間は24時間しかありません。
全てを完璧にこなそうと思っても絶対に無理なんですよね。
ここでは私がやってる家事と子育ての効率の良い手の抜き方をご紹介したいと思います!
テレビ、パッドを上手く使う
テレビやインターネットの見すぎはよくないと言いますが、使い方しだいだと私は思います。
ずっと見るのは視力低下などにも繋がりますが、家事をしている間だけなど自分の中で制限をつければ効率よく家事をこなすのに役立ちます。
私の子供もテレビ大好きですが、昆虫が嫌いな私の代わりに昆虫大好きなユーチューバーの方が触り方を教えてくれたり、新しい言葉を覚えたりしています。
最近では、音声検索を巧みにつかい「◯◯って英語でなんていうの?」って検索したり、「鷹ってどんな鳥?」って聞かれた時にすぐにパッドで画像見せたりしています。
次は、鳩調べてみたら?
知ってる鳥が出てくるよ!
と促すと、また検索して、どんどん吸収していきます。
テレビもパッドも全部駄目というより、私は、上手く見方につける方法を日々模索中です!
自己流を追求する
家事や育児、インターネットや育児本でたくさん色々な方法が書かれています。
しかし、そこに正解などないので、自分が良いと思える事に限定してやっていく方がいいと思います。
家は綺麗な方がいいですが、ボーダーラインは様々です。
掃除機を毎日かけるのが当たり前の方も、私のように週1回程度の方もいます。
自分にとって快適なものを欲張らず、バランス良く取り入れるのが色々試しましたが、一番効率が良かったように思います。
家事や育児は、頻度、クオリティー、コストのバランスだと思っています。
お金が潤沢であれば良いのですが、そうもいきません。
楽しようと思ったら家政婦雇えば済む話ですが、そんなお金がない!っという方が多いと思います。
自分の家だと、家事はどれぐらいの頻度とクォリティーでコストはどれだけかけれるのかを考えると、効率が上がる方法が見つかると思います!
旦那を上手く使う
私は、チャーハンを一切つくりません。
なんの話?!
と思われるかもしれませんが、我家では、チャーハンを作ることは旦那の仕事です。
事実は、どうであれ我が家では、「旦那の作るチャーハンは一番旨い」ということになっています。
これが定着すると、主婦の苦難である土日曜の昼ご飯を低コストで回避する事ができたりします!
夕飯の最後の味付けも旦那がします。
私より、「旦那が味付けした方が美味しい」ということになってるからです。
とりあえず、事実美味しいのですが、本当は事実はどうでもよくて、旦那は台所に立たす事が目的です。
私は、その間別のことや、あわよくば副業したり、ソファーで携帯見れたりします。
効率よく手抜きするには、自分意外をどう使うかが重要です!
実家をうまく使う
実家を使うことも厭わない私です!
旦那の実家は、さすがに気が引けるので自分の実家に私は少なくとも週2回入り浸っています。
仕事が終わると実家に行き、母の作ったご飯を食べ、父に子供のお風呂を入れてもらいます。
私は、一人でお風呂に入り、パジャマで帰宅して寝るだけです。
身体的にも肉体的にも、ここで全て回復させます。
母親も人間です。
なので、親族や親族が頼れないのであれば、ファミリーサポートなどを活用して休む事も視野に入れましょう。
なぜか、男の人は女は強いと思っていて、私もいくどとなく「母親と父親は体の作りが違う」と言われた事があります。
しかし、同じ人間である以上、休息は必要ですので、効率よく手を抜いて自分が楽になれる方法を探しましょう!
まとめ
どうだったでしょうか?
ほぼ、他力本願じゃんというツッコミも聞こえてきそうですが、それでいいと思います!
もともと家事や育児は一人でするものではないと私は思っています。
昔は、2世帯で住んで家事や育児をする女性が二人いました。
もっと昔は、村全体で女性は協力して家事と育児をこなしていました。
それを、一人でするなんて、どだい無理な話だと思いませんか?
もちろん、機械が発達して家事は楽になりました。
しかし、それを差し引いても一人で家事と育児をこなすには無理があります。
効率を上げるのも大切ですが、それ以上に時代にあった方法で(例えば夫婦での家事分担や保育園、ファミリーサポートを利用して)世の中のお母さんが、もっといきいきと過ごせていければいいなと願います!