毎日の家事がしんどくて辛い!その理由と解決策を紹介!


毎日のことだから、できれば軽やかに楽しくやりたい家事。

 

でも、実際はなかなかそうもいかないですよね。

 

家事がしんどい、辛いと感じる理由はなんでしょうか?

 

そして、気になるその解決策は?

 

今回は家事がしんどく辛いと感じる原因や解決策をご紹介していきたいと思います!

家事がしんどい理由と解決策

 

毎日何かしら出てくる家事という名のお仕事。

 

結構な頻度で「しんどいなぁ。」

 

と思ってしまいますよね。

 

その原因と私なりの解決策をご紹介します!

 

家事がしんどい理由① 孤独を感じてしまう

家事で孤独ってどういうこと?

って今思いましたね?

 

説明しましょう。

 

例えば夕食のあと、家族は皆ごちそうさまーっと言うとさっさとリビングに移動してしまう。

 

ひとりキッチンで皿洗いしていると、テレビを観ながら笑い転げる子供たち。

 

子供だけならまだしも夫もスマホでYouTube。

 

誰も手伝う気は皆無。

 

だれかお風呂洗ってよ、と頼んだところで、えー、ヤダーの返事。

 

夫は聞こえないふり。

 

こんな時、孤軍奮闘する私はなんて孤独なんだろうと寂しくなったことはありませんか?

 

子供たちから「お母さんいつもありがとう」のねぎらいの言葉があったり、「タブレットでYouTube観ながら一緒に片付けちゃおうぜ!」なんていう夫の協力があれば、仕事で疲れていても頑張れる家事。

 

でも、孤独感のなかで一人寂しくする家事は疲れも悲壮感も倍増させますよね。

 

解決策はこれ! 正直な気持ちを訴える

ついしてしまう、いい子ぶりっこ。

 

心のどこかで、仕事も家事もしっかりこなせるデキる女性を演じていませんか?

 

本当は自分も家族と一緒にお笑いを観てゲラゲラ笑いたい。

 

ひとりで後片付けなんて正直ダルイい。

 

この気持ち、素直に伝えましょう。

 

案外、お母さんそんなふうに思ってたんだ、今まで甘えてばかりで悪かったなと反省してくれるものです。

 

苦しかった胸の内を打ち明けてもわかってもらえなかったとしても、あきらめずに何度も伝えましょう。

 

感情的になってしまいそうなら、メールやLINEを利用しても。

 

この時代だからこその手書きの手紙も効果大。

 

とにかく繰り返し正直に、がポイントです!

家事がしんどい理由② いまだに残る良妻賢母像

表立って求められることは少なくなってはいるものの、まだまだ無言の圧力を感じざるを得ないのが実情。

 

特に年配者からの視線はまさにそれを要求されているように感じることが多いのは私だけではないはず。

 

そもそも良妻賢母とは、何でしょうか。

 

『夫にとってはよい妻であり、子にとっては賢い母であること。日本の女子教育の中心的理念の一つとされてきた』(大辞林 第三版の解説による)

 

…え、ちょっと待って。

 

妻とか母とかいう前に一人の女性としての私の人権は?

 

明治以後から第2次世界大戦終了まで、日本の女子教育の基本理念だったこの良妻賢母という理想像は、封建社会的な男尊女卑の思想に基づいた古い考え方なのにも関わらず、いまだに現代を生きる私たちの足かせになっているのです。

 

解決策はこれ! いい母辞めます宣言!

家事育児をするなかで無意識に、刷り込まれた良妻賢母を演じなければという義務感にとらわれている人も多いはず。

 

少し前に、NHKおかあさんといっしょのなかで歌のお兄さんが歌った「あたしおかあさんだから」という歌が物議を醸したことを覚えていますか?

 

子供を持つ前は自由に人生を楽しんでいたけど、母親になった今は子供のためにすべての楽しみを我慢するの。

 

だってお母さんだから。

といった内容の歌詞でした。

 

意見は賛否両論で、単にお母さんへのねぎらいの歌でしょ、と捉える人がいる一方で、母親だけに求められる自己犠牲感に強く反発した人も大勢いました。

 

もしあなたがこの歌詞に嫌悪感を抱くのであれば、いい母を辞めてしまいましょう!

 

だって、それはきっと義務感で無理して演じている母親像だから。

 

ついでに、夫からのいい妻の理想像はたいてい妄想でしかないので優しく微笑みながらスルーしましょうね!(笑)

 

家事がしんどい理由③ 体裁を気にしすぎる国民性

島国ニッポン。

 

海を渡らなければ他の国に住みかえることができなかった私たちの祖先は、狭い国土のなか他人と近い距離で暮らしてきました。

 

お互い不愉快な気持ちにならないよう気を配りながら生活してきたのです。

 

そんな暮らし方からなのか、体裁を過度に気にする人が結構いますよね。

 

洋服にはアイロンがかかってないと恥ずかしい、お弁当は彩りよく作らなきゃ、常に人を呼べるような部屋に…。

 

ただでさえ忙しい毎日なのに、何のためにそんなに完璧を目指しているのでしょう。

 

他人からの評価が気になるあまり、疲れているのに無理してしなくてもいい家事までしてイライラしていませんか?

解決策はこれ! 何が大切なのかを見極め、余分な見栄は手放す

一日は24時間。

一年は365日。

 

時間というのは、よくよく考えれば命なんですよね。

 

時間を使うということは命を使っているということ。

 

大切な命の時間を、他人への見栄のために無駄に使っていいのでしょうか?

 

これやらなきゃ、と頭によぎった時は、それは自分や自分の大切な人のためになるからなのか、それとも他人からの評価を下げたくないからなのか、立ち止まって考えてみる必要がありそうです。

 

家事がしんどい理由④ 作られた価値観に振り回されている

「今日はホームパーティ!リビングが素敵ねって褒められちゃいました。」

 

「急なお客様!冷蔵庫にあるものでさっと作った料理に感心されてしまった…。」

 

巷に溢れるブログやインスタは、きらきらママを演出する書き込みでいっぱい。

 

テレビでは自分と同じ年くらいの芸能人が家事育児をさらりとこなす様子が映り、雑誌でもオシャレ家事グッズは◯◯がなくちゃ始まらない!と特集したりします。

 

そんな情報に振り回され、うちもあんな風に片付けなきゃ、やれホームパーティだ、やれ来客におもてなしだ、と張り切りすぎてませんか?

 

解決策はこれ! 自分独自のゆるぎない価値観を持つ

この際、他人との比較をやめ、商業的に作られた価値観を捨ててしまいましょう。

 

とどのつまり、本当に大切なの何か。

 

私なら家族とゆったりと談笑するひとときだったり、ノーアイロンで着られるコットンのシャツだったり、華やかではないけど栄養を考えた食事だったり、自分の好きな人、好きな物を慈しみながら暮らすことです。

 

そのために見栄を張って無理することなんて何もない。

 

満足できない、不満が出るというのは、実は他人と自分とを比較して劣っていると感じるから。

 

でも、必死で追いついてみたところで、また更に上を行く他人との比較が始まります。

 

比較に支配された人生は常に不満がつきまとい、永遠に心からの満足感を得ることができないのです。

家事がしんどくて辛いならやめよう

 

かの有名な登山家はなぜ山に登るのかと聞かれて、そこに山があるからと答えました。

 

あなたが家事をするのはなぜですか?

 

そこに洗濯物の山があるからですか?

 

それとも、シンクいっぱいの汚れた皿があるからですか?

 

本能が喜びを感じることは反射的にひたすらやればいい。

 

でも、しんどくて辛いと感じることを心を殺してやり続けると病気になります。

 

あなたが家事がしんどい、辛いと感じる理由はなんなのか。

 

そして、解決するにはどうしたらいいのか。

 

一度、家族で真剣に話し合ってみることをおすすめします。

 

それでも答えがみつからないなら、家事なんてやめてしまいましょう!

 

あなたがやらなくても家族の他のメンバーがやればいいんだし、お金を払えば利用できるサービスも沢山あります。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうして見てくると、家事への姿勢がすなわち人生の姿勢に大きく関わっているといっても過言ではないことに気づきますよね。

 

大切な命の時間を削ってまで、しんどくて辛い家事に身をささげることはありません。

 

本当に心が喜ぶことをするようにしましょうよ。

 

そうしているうちに、しんどく感じていた家事まで楽しくなったら素敵ですね!